射水市民病院

外科部長の呼吸器はずしで、安楽死尊厳死について語られる機会が増えた。こういう話題はタブーにするのでなく大いに議論をするのがよいと思う。ちょっと考えただけでも色々思いつくことはある。

・末期癌における苦痛は想像を絶するものがある。その苦痛から逃れる権利は認めても良いのではないか。
・意思表示をできなくなった患者の中には愛する家族を看護疲れで追い込むことを欲しない方もいるはず。
・その論理を振りかざしてどんな苦痛に耐えても少しでも生きたいという意志を持つ患者が非難されることはないか。また、安易に看護から逃れようとする家族が続出しないか。